柱がおしゃれな新築リビング事例|化粧柱を上手に活用♪
広いリビング空間を作りたいけど、通し柱や筋交いを移動できない…。
そんなときは、あえて柱を露出してリビングのおしゃれなアクセントにしてしまうのも一つの手です。
今回は柱がおしゃれな新築リビングの間取り事例や、相性の良い組みあわせデザインなどを詳しく紹介します。
目次
構造上必要な柱もおしゃれに活用♪
広い間口や奥行きのリビングを設計すると、通し柱・筋交いといった構造体の移動が難しいケースがあります。
そんな時は広さをあきらめるのではなく、あえて柱を露出しておしゃれなアクセントにしてしまうのも一つの考え方です。
化粧柱はリフォーム・リノベーションなどで定番のデザインですが、新築でも十分おしゃれに見せることができます。
むしろデザインバリエーションが広がることもあるので、構造上必要な柱を隠すのではなく、あえて露出する方法も検討してみてください。
柱がおしゃれな新築リビング事例
柱を中心にした開放的なリビング
リビングの中心で梁を支える大きな化粧柱を露出し、開放感あふれるおしゃれな空間に仕上げました。
階段の踊り場を支える柱もスケルトン仕様にして、デッドスペースを通路として有効活用。
丈夫な柱はお子さんが元気いっぱいに遊ぶ場所としても活躍♪みんなの成長を見守ってくれる存在ですね。
真壁で和洋折衷のリビングに
日本伝統の「真壁工法」で、本来壁の中に隠れる柱の表面をアクセントとして活用しました。
リビング横の和室との相性も良く、フローリングと合わせても違和感がありません。
リビングの天井は二階までの大きな吹抜け空間に。
無垢材の質感と和洋折衷のおしゃれなデザインを楽しめるリビングになりました。
リビングの柱を見せるメリット
開放的な空間になる
本来壁になる部分をオープンにして柱を見せることで、リビングの開放感がアップするのは大きなメリットです。
動線やプライバシーなど壁があった方が良いケースもありますが、開放的なリビングを目指すなら柱を露出するのがおすすめ♪
リビングの中心に柱があっても、動線や家具配置のことまで考えれば邪魔になる心配はありません。
おしゃれなアクセントになる
天然木の柱はデザイン性が高く、露出することでリビングのおしゃれなアクセントになるのもメリットの一つ。
昔ながらの日本家屋やログハウスなど、内装の木目は素敵な印象がありますよね♪
特にナチュラルテイストとの相性が良く、あえて化粧柱を見せることで木目成分が増えて統一感も出すことができます。
シンプルなモダンテイストのリビングに、化粧柱をドンとアクセントにするといったアイデアも素敵ですね。
デザインの幅が広がる
柱を露出することでリビングのデザインバリエーションが増えるのも、意外なメリットと言えるでしょう。
化粧柱を造ることで、この後ご紹介する相性の良いデザインを採り入れやすくなることが多いです。
また頑丈な柱はハンモックをかけたり、棚板を付けたり、できることが増えることも。
柱の位置やサイズ、塗装の有無など、要素が一つ増えることでコーディネートの幅が広がるケースもあります。
リビングがシンプル過ぎてちょっとつまらないとき、変化を与えるワンポイントとして化粧柱を取りれてみるのも一つの手ですね。
経年変化を楽しめる
天然木のリビング柱は、昔の家の大黒柱のように経年変化を楽しめるのも魅力的なポイントです。
無垢の木は年数が経つほど色が濃くなり、ヴィンテージ家具のような味わい深さが出てくるのが特徴です。
お子さんの背比べの記録や落書きの跡など、年月とともに思い出を刻んでいくのも素敵ですね。
リビング化粧柱で注意すべき事
おしゃれでメリットたくさんのリビング化粧柱ですが、注意すべきポイントもあります。
家具配置まで考える
柱の位置をよく考えないと家具配置の邪魔になってしまうことがあるので、平面図でテーブルやソファの並べ方までシミュレーションしましょう。
動線の邪魔にならないかチェック
キッチンからダイニングテーブルまでの配膳、ほかの部屋への移動など、家事・作業動線の妨げにならないかしっかり確認してください。
子育て期間中は養生のことも考える
角のとがった柱は、歩きはじめのお子さんが頭をぶつけてケガにつながる危険性があります。小さなお子さんが居るご家庭では、数年間クッション材などで養生することも想定しましょう。
リビング化粧柱と相性の良いデザイン
化粧柱で木の質感があるリビングをつくるなら、相性が良いほかのデザインと組み合わせてみるのもおすすめです♪
梁見せ天井
水平方向の構造体である梁を見せるデザインは、リビング化粧柱との相性が良い組みあわせの一つ。
柱と梁をつなげることもできますし、同じ木目でそろえれば統一感のあるリビングになります。
本来下地に隠れている梁を見せることで、天井高がアップして開放的なリビングになるのも魅力ポイント♪
梁見せ天井はこちらのコラムでも詳しく解説しています。
腰壁
無垢材を使ったリビングの腰壁仕上げも、化粧柱の木目と相性が良いデザインです。
腰壁は全面板張りと比べてバランスが良く、普通の洋室とログハウス風の中間を狙いたい方に向いています。
家族みんなが行き来するリビングは壁に汚れやキズが付きやすいので、耐久性の高い腰壁を使うメリットも大きいです。
腰壁デザインの魅力や事例はこちらのコラムもチェックしてみてください。
対面キッチン
LDKの中心に対面キッチンを配置すると、ちょうど化粧柱を自然な雰囲気にまとめられることが多いです。
柱が動線のじゃまにならず、キッチンのおしゃれなアクセントとして機能するのがうれしい組みあわせ♪
吊戸棚や袖壁の量を調整して、キッチンの開放感とリビングとの連携をコントロールできるのもgoodです。
幅広の対面カウンターを作りたいときも、頑丈な化粧柱があると安心ですね。
無垢材の内装
天然木の化粧柱をリビングのアクセントにするなら、フローリングや窓枠などの内装材も無垢材にこだわるのがおすすめ。
無垢材の内装は耐久性が高く、気持ち良い香りや調湿作用といった過ごしやすさのメリットもあります。
- フローリング
- 窓枠
- カウンター
- 収納扉
- ドア/引き戸
リビング内だと上記のポイントに無垢材を使うことができます。さらにダイニングテーブルなどの家具も無垢材で統一すると、さらに高級感のあるリビングになりますよ♪
無垢材のメリット・デメリットはこちらのコラムもどうぞ。
リビング化粧柱は木の質にこだわろう
化粧柱は本来壁の中に隠れる構造体を露出するため、木の質が仕上がりに大きく影響します。
せっかく化粧柱の配置にこだわっても、質の悪い木を柱に使うと魅力が半減してしまいます。
リビング化粧柱の間取りを考える場合は、木の質にこだわる工務店・ハウスメーカーを選びましょう。
木ごこち工務店では、お客様が気持ちよく過ごせる住まいづくりを目指し、日本の気候に順応できる無垢の木を使っています。
家づくりの際は化粧柱はもちろん、フローリングや建具などの無垢材にもこだわってみてください。
千葉県のおしゃれな注文住宅は木ごこち工務店へ
木ごこち工務店は「注文住宅の建築価格が分かりにくい」というお悩みに対し、坪数で価格が決まるプランをご用意しています。
化粧柱はもちろん、内装は無垢材や漆喰といった自然素材が標準仕様で、どれを選んでも追加料金はありません。
モデルハウスを見ながら選んだら予算オーバー・・・、といった失敗が無いよう、そのまま住み始められる価格をご提示しています。
デザイン・価格どちらにもこだわっておしゃれな注文住宅を建てるなら、ぜひ木ごこち工務店のオールインクルーシブな家づくりをご活用ください。