木の家は工務店選びが重要|施工店選びのポイントを解説

無垢材をふんだんに使った木の家

無垢材をたっぷり使った木の家は魅力・メリットがいっぱいですが、建てる工務店・ハウスメーカー選びがとても重要になります。

せっかく良い素材を使っても、施工店の提案レベルや工事品質が低いと後悔につながるケースも・・・。

今回は木の家を建てる工務店選びのポイントを見ながら、後悔を防いで理想のマイホームを作る方法を覚えましょう。

後半でおしゃれな木の家の施工事例も紹介しますので、デザインの参考や雰囲気つかみにも活用してください。

 

目次

木の家は工務店選びが重要な理由

 

施工品質が仕上がりを左右する

無垢フローリングのアップ

天然素材である無垢の木は、集成材・合板より高度な技術力を求められます。

例えば一枚板の無垢フローリングは気温・湿度の変化で伸縮するため、微妙なすき間を空けて施工する必要があります。

すき間がバラバラだと見た目が悪くなりますし、ピッタリくっつき過ぎると膨張したときに床が波打ってしまいます。1ミリ以下の微妙なすき間を「職人技」で正確につくらなければきれいに仕上がらないのです。

一般的な合板フローリングは伸縮率が低く、このような手間はかかりません。つまり合板フローリングしか張ったことが無い職人さんは、無垢フローリングをきれいに仕上げられない可能性が高いということです。

無垢材を多く扱った実績を持ち、腕の良い職人が居る工務店を選ぶことが大切になるワケですね。

 

提案力が求められる

おしゃれな梁見せ天井のリビング

一口に無垢材といっても種類は非常に多く、硬さや年数による色合いの変化などは木によってさまざま。

無垢材に詳しいプランナーがお客様のライフスタイルやご要望をお聞きし、ピッタリな材料をご提案するのが大切ということです。

ノウハウの無い工務店に相談してしまうと、適切なアドバイスが得られず後悔してしまう可能性が高くなります。

 

メンテナンス体制も重要

無垢材のメンテナンスは基本的にそれほど大変ではありませんが、施工店のメンテナンス・アフターフォロー体制も重要になります。

天然物の木の家は、年数が経つとどうしてもひび割れや音鳴りが発生することがあります。このような時に、適切な作業でキレイに復元・修復できるかは施工店次第です。

例えば床の音鳴り補修で大きな釘を打たれてしまったら、せっかくのマイホームを見るたびに落ち込んでしまいますよね。

木の家を建てるなら保証の内容や期間はもちろん、いざ不具合が発生したときの対応についても質問してしっかり見極めましょう。

 

木の家で後悔するケースもある?

木の家のリビング

非常に残念なことですが、実際に木の家を建てて後悔してしまった方の数はゼロではありません。

昔は一本の木から切り出した無垢材で建てる家が当たりまえでしたが、今は集成材・合板などを使うのが一般的ですよね。

無垢材を使う木の家は、ある意味時代の流れに逆行しているワケです。現代社会で育った私たちは無垢材のことをあまり知らないので、ただ集成材や合板の代わりに選ぶと後悔してしまう可能性があるのです。

無垢材のデメリットや後悔については、こちらのコラムで詳しく解説しています。

関連コラム

 

木の家を建てる工務店選びのポイント

ナチュラルな梁見せ天井のリビング

実際に木の家を建てる工務店を選ぶ際は、次の5つのポイントに注目してみてください。

 

ポイント① 木の専門性やノウハウがある?

木の家を建てる工務店に相談する際は、どんどん質問をして無垢材の知識やノウハウがあるかチェックしましょう。

木の専門性を持ったプロの工務店なら、たいていの質問にはその場ですぐ答えてくれるはずです。

聞いたことにすぐ答えられないレベルの担当者では、木の家づくりに関する的確なアドバイスは期待できないでしょう。

「普段のお掃除はどうすればいい?」「木の種類で何が変わるの?」など、思いついたギモンは何でも質問してみてください。

 

ポイント② デメリットも教えてくれる?

メリットや魅力いっぱいの木の家ですが、注意すべきデメリットも存在します。

工務店選びの際は、「良いことばかりではなくデメリットもしっかり教えてくれるか」チェックしてみてください。

メリットばかりを見て木の家を建ててしまうと、実際に暮らし始めてからデメリットに気づいて後悔することになります。

デメリットをあらかじめ知っていれば対策することができるので、大きな問題にはなりません。

「無垢材は水に弱いのでキッチンは別の素材にしましょう」など、悪い面も説明して回避するのがプロの工務店の務めです。

 

ポイント③ 気に入ったデザインがある?

一口に木の家と言っても、トレンド感のあるモダンテイストからナチュラルなログハウス風などバリエーションはさまざま。

詳しいデザインの名称は分からなくても大丈夫ですので、施工事例を見て好みのテイストが作れるかチェックしましょう。

例えば純和風の木の家が得意な工務店に、ビンテージ感のあるブルックリンスタイルを作ってもらうのはかなり難しいです。

その工務店の得意分野を見極め、天然木を活かしたおしゃれなデザインをつくれるか確認してみてください。

 

ポイント④ 予算内で建てられる?

木造住宅のメイン建材である木の質にこだわると、当然家の価格は高くなっていきます。

どんなに良い家でも予算オーバーでは建てることができませんので、予算内に収まる価格帯の工務店を選ぶことも重要です。

坪単価の目安を聞いても、実際に見積もりを取ってみたら全然違う価格になるのは注文住宅のよくある話です。

見積もり前の段階で、大体の坪数や仕様で建てたときどのくらいの価格になるのかしっかり話を聞いておきましょう。

あまり扱う工務店はありませんが、坪数で価格が決まる「定額制の注文住宅」を選ぶのも一つの手です。

オールインクルーシブな家づくり

【参考:オールインクルーシブな家づくり】 

 

 

ポイント⑤ メンテナンス体制は問題ない?

前述したように木の家を長持ちさせるには工務店の点検やお手入れも大切ですから、保証だけでなく実際のメンテナンス体制もしっかり確認しておきましょう。

保証内容がしっかりしていてもメンテナンス部門が遠かったり整っていなかったりすると、いざ補修などを頼んだ時になかなか来てもらえません。

無垢材のメンテナンスノウハウが無いと適切な処置もできませんので、実際にどんな職人さんがどこから来るのかも確認しておきましょう。

 

木の家の施工事例

最後に、実際のおしゃれな木の家の施工事例を2つ紹介します。

 

事例①

無垢フローリングと板張り天井のリビング

天井・壁・床にふんだんに無垢材を使った、ナチュラル感あふれる木の家です。

事例を見る⇒茨城県つくば市| 和と洋の融合から広がる家

 

無垢材を使ったLDK

規則正しく並べたダウンライトや家具とのコーディネートで、懐かしさとトレンド感のバランスが取れたデザインですね。

 

事例②

無垢フローリングをブルックリンスタイルにコーディネート

ダーク・ナチュラルの二色の無垢材を使い分け、トレンド感のあるブルックリンスタイルの木の家に♪

無垢板を使ったスケルトン階段は、ただの通路ではなくおしゃれなアクセントとしても機能しています。

事例を見る⇒千葉県柏市|自然派デザイン住宅

 

レンガアクセントと無垢フローリングの組み合わせ

レンガ模様のアクセントウォールと無垢材の相性も良く、お部屋全体で統一感のある仕上がりになりました。

 

まとめ

木の家を建てるなら、施工力・提案力を兼ね備えたプロの工務店に相談しましょう。

今回ご紹介したポイントを押さえて、木の扱いに長けた信頼できる工務店を見つけてください。

 

自然素材のおしゃれなリビング

千葉・茨城の木の家づくりなら、無垢材専門店の木ごこち工務店にご相談ください。

全棟自然素材が標準仕様で、本物の無垢材を追加料金無しで選ぶことができます。

木の専門家であるスタッフがお客様のご希望に合った無垢材・デザインをご提案しますので、どんなこともお気軽にご相談ください。

オールインクルーシブな家づくり

【オールインクルーシブな家づくり】 

 

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