梁見せ天井でおしゃれな新築を建てるコツ|千葉・茨城の注文住宅事例
デザイン性と高級感が魅力の梁見せ天井で、マイホームをおしゃれに仕上げるコツを解説します。
実際のおしゃれな梁見せ天井の事例写真を見ながらわかりやすく解説しますので、デザインの参考にもどうぞ。
目次
梁見せ天井とは?
梁は柱同士をつなぐ横方向の構造材で、一般的な住宅では天井の下地に隠れてしまうことが多いです。
しかしあえて梁を露出させることで、内装デザインの一部として活用するのが梁見せ天井です。元々どの家にもある物でおしゃれ度アップできるなんておトクですね♪
ナチュラル系はもちろん、モダン・インダストリアルなど幅広いテイストにマッチするので、おしゃれなマイホームを目指すならぜひ梁見せ天井を検討してみてください。
梁見せ天井の魅力
デザインバリエーションが増える
本来フラットな天井に梁を露出することで、内装のデザインバリエーションが増えるのは大きな魅力です。
梁のカラーだけでもお部屋の印象がガラッと変わりますし、窓枠や家具と木目を合わせるといったおしゃれテクニックも使えます♪
「リビングがシンプルでちょっと物足りない」というときのアクセントとしても優秀ですね。
天井が高くなる
本来梁の下にある天井下地の位置を上げると、お部屋全体の天井高がアップして開放感が出るのもメリットの一つです。
梁上でも数十センチ天井が高くなりますし、屋根までの勾配天井ならさらに開放的なお部屋になります。
リビングや寝室など、リラックスして過ごしたい場所にピッタリですね♪
高級感が出る
あえて梁を見せることで、一般的な住宅より手間をかけた高級感を得られるのも梁見せ天井の魅力です。
現代社会では本物の木を目にすることが少なくなっている分、天然の無垢材は高級なイメージを与えてくれます。無垢材のテーブルやチェア、ギターなどの楽器は、見るだけでワクワクしませんか?
経年変化も楽しめる
自然塗装の無垢材梁は、年数が経つごとにエイジングする色味や質感も楽しみの一つです。
樹脂や金属などの素材は時間が経つと劣化が気になりますが、自然素材はどんどん魅力を増していきます。
ビンテージ家具や古城のような雰囲気を楽しめるのは、梁見せ天井ならでは♪
ライティングを楽しめる
天井に梁の凹凸があるとシーリングライトが使いにくい反面、ダウンライト・スポットライトを組み合わせてライティングを楽しめるのは魅力です♪
空間に明暗をつけると高級レストランのような雰囲気を楽しめますし、夕方以降のお部屋をワンランクアップさせてくれます。
梁に直接ダクトレールを付け、気分に合わせてライティングを模様替えするのも素敵ですね♪
梁見せ天井でおしゃれな新築を建てるコツ
本物の梁を使う
梁見せ天井にはさまざまな作り方がありますが、デザイン性にこだわるなら品質の高い本物の無垢材を使うのがおすすめです。
リーズナブルに梁見せ天井を作るパターンとして、梁に木目調のクロスを巻く方法もあります。しかしプリントの木目はやはり本物の質感に劣りますし、年数が経つとはがれてくるデメリットもあります。
無垢材とクロスの違いはぱっと見で分からないかもしれませんが、お部屋全体の雰囲気はかなり違います。せっかく梁を見せるなら、天然木にこだわってみましょう。
全体で木目を揃える
梁見せ天井は単品のアクセントとして使うのではなく、お部屋全体で木目の統一感を出すとさらにおしゃれに仕上がります。
例えば窓枠・ドア・カウンターなど、同じ木を使える部分はたくさんあります。木目とカラーをトータルコーディネートすると、ワンランク上のデザインに見えますよ♪
ダイニングテーブルやチェアなど、家具の材質にもこだわってみましょう。
開放感を損なわないように
基本的に天井が高くなる梁見せデザインですが、ダークカラーを選ぶと圧迫感が出るケースもあるので注意しましょう。
ブラックやダークブラウンを天井に配置すると、高級感はありますがお部屋が狭く見える可能性も・・・。特に板張り天井と組み合わせると面積が大きくなるので、圧迫感も出やすくなります。
大きな窓を配置したり、壁を明るいカラーにしたり、お部屋全体でバランスを取ると開放感のあるおしゃれな梁見せ天井に仕上がります。
梁見せ天井の気になるデメリットは?
梁見せ天井を選ぶことによるデメリットの真偽と、対策をセットで覚えておきましょう。
部屋が寒くなる?
梁見せで天井高がアップすると、暖かい空気が上部に溜まりやすくなり暖房をつけても寒くなることがあります。
特に屋根までの高い天井を作る場合は、シーリングファンを付けて対策しましょう。
シーリングファンはお部屋の空気を攪拌してくれるので、暖かい空気が天井に溜まる心配がありません。
おしゃれなアクセントにもなりますので、ぜひ梁見せ天井と組み合わせてみてください。
耐震性が低くなる?
建物を支える梁が露出していると耐震性が低くなるイメージを持つ方も多いですが、心配しなくても大丈夫です。
日本の新築住宅は建築基準法をクリアしないと建てられないため、どんなデザインでも耐震性が特別不利なことはありません。
普段天井を隠している下地は建物を支える構造と関係ないので、梁を露出したから強度が落ちる心配もないです。
シーリングライトが使えない?
梁見せ天井でシーリングライトを使うと凹凸で影ができてしまうため、あまりおすすめの組み合わせではありません。
光が届かないことはないのですが、天井の影が視界に入ると暗さを感じてしまう可能性があります。
基本的にはダウンライト・スポットライトの組み合わせで、影が見えないライティングプランを考えましょう。
どうしてもシーリングライトを使いたい場合も、ダウンライトなどで影を補ってあげるのがおすすめです。
二階の足音が気になる?
1階のお部屋を梁見せ天井にすると、2階の床との距離が近くなるので足音が気になることは多いようです。
木造住宅は構造的に音が伝わりやすいのですが、天井裏が薄くなる分さらに聞こえやすくなるということですね。
1階を梁見せ天井にする際は、上の部屋との重なりに注意しましょう。例えば1階リビングの上を夜以外使わない寝室にすれば、足音が気になることはないはずです。
ほこりが溜まる?
梁より高い位置まで天井を上げるとほこりが溜まるのはどうしても避けられませんが、対策できるデメリットです。
梁の高さは2.4メートルほどですから、一般的な脚立があればお掃除するのは難しくありません。
お部屋での過ごし方によってホコリの溜まり具合は変わりますが、毎日お掃除する必要はないので大きな負担にはならないでしょう。
リフォーム費用が高くなる?
梁見せ天井の将来のリフォーム費用も気になるところですよね。結論からお伝えすると、構造やデザインによってリフォーム費用は変わります。
例えばクロス仕上げの梁を露出したデザインは、10年前後ではがれてくるので補修費用がかかります。しかし天然木の梁なら色が変化するだけなので、特別な費用は掛かりません。
おしゃれな梁見せ天井の新築施工事例
事例①:千葉県柏市
ダークカラーの梁と板張り天井で、トレンド感のあるブルックリンスタイルに仕上げました。
事例②:茨城県つくば市
梁と板張り天井のカラー・方向を揃えてトータルコーディネート♪
お部屋全体でナチュラルな木目を統一し、新築ながらどこか懐かしい雰囲気のお部屋になりました。
まとめ
梁見せ天井はお手軽にデザイン性アップできるアイデアですが、ちょっとした工夫でさらに魅力的に仕上げられます。
せっかく梁見せ天井を選ぶなら、木の質感やカラー、全体のコーディネートにこだわってみましょう。
茨城・千葉で天然木にこだわったマイホームを建てるなら、木ごこち工務店にぜひご相談ください。
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