弊社が大切にしていること

住宅は、建てて終わりではありません。

一般的に日本の住宅は約30年しか持たないと言われています。そのため家の価値が30年後には低く見られがちなのですが、適切なメンテナンスを行うことで、価値の低下を防ぎ、次の代まで住み続けることができます。 実際に多くのハウスメーカー、工務店が同様のことを謳い文句とし、「30年保証」「50年保証」、中には「100年保証」を標榜しています。

そこで、弊社として疑問に思うことが一つあります。 「果たして、その住宅会社自体、30年~50年~100年と存続することが可能なのだろうか」と。

銀行出身者が経営する木ごこち工務店だからこその想いが、そこにはあります。 一般的に、企業の寿命は30年と言われています。 「立派に見える事務所」「しっかりとしたホームページ」だとしても、会社の内情(財務内容、資金繰り状況etc…)は見て取ることが出来ません。

住宅は、お客様にとって一生に一度の大切なお買い物です。 だからこそ、「一見大丈夫そうな住宅会社」ではなく「本当の意味で経営が安定している住宅会社」を選ぶべきだと、弊社は考えております。 では、何をもって企業の経営の安定性を計れば良いのでしょうか。

その答えについては、次項を参照いただけますと幸いです。

企業を評価する指標

企業の経営の安定性を計る指標の一つとして、㈱帝国データバンク(※)が付与する「TDB評点」があります。 ㈱帝国データバンク(略称:TDB、本社:東京都港区南青山2-5-20)とは、1900年創業の信用調査会社で、企業を専門対象とする日本国内最大手の信用調査会社です。日本全国に83事業所、調査員1,700名を有します。

「TDB評点」とは、TDBが企業を100点満点で評価した点数で、企業が健全な経営活動を行っているか、支払能力があるか、安全な取引ができるかを第三者機関として評価したものです。

評価方法は、業績・業歴等の「定量評価」と経営者等の「定性評価」など7項目に加点・減点を反映し、全9項目により総合的に評価しています。評点要素は、TDBが持つ100万社以上の企業情報を分析し、業種ごとに評価基準を設けることで適正化を図っています。

[TDB評点 評点例]

【業  歴】  企業運営の継続性を評価。業歴が長いほど高得点
【資本構成】  企業財務の安定性を評価
【規  模】  年売上高、従業員数など経営規模を評価
【損  益】  会社の損益を決算報告書などから客観的に評価
【資金現況】  調査時点での業況・収益・回収状況・支払状況・資金調達余力を評価
【経 営 者】  経営者を、個人の資産背景や経営経験、人物像などの要素から評価
【企業活力】  TDB調査員が、企業活力を人材・取引先・生産販売力・将来性の要素で評価
【加点/減点】 上記項目だけでは十分に反映されていない要素がある場合、当項目で反映


[評点の見方]
TDB評点において、上場企業を含む日本国内の企業の約85%が50点以下に分布されます。 尚、51点以上の企業は全体の約15%しか存在せず、それらの企業は信用状態が高く(倒産リスクが低く)、経営の安定性が高いと判断されます。
一般的に「TDB評点が51点以上であれば、信用状態においてその企業は日本企業の上位約15%に位置している」ことを意味します。
ちなみに、40点以下の企業は全体の約27%の割合で、債務超過、銀行返済猶予中、税金滞納中など、財務的に破綻している状態の企業がほとんどです。


       

住宅会社の経営の安定性比較

※弊社業歴、売上高、営業利益、自己資本比率は親会社の2021年10月期実績を記載しております。
※TDB評点は、2022年1月31日時点での調査を基準としております。