【間取り別】おしゃれな腰壁実例を紹介|メリット・デメリットも
内装の下半分を別のカラーや素材に切り替える腰壁は、おしゃれなお部屋で見かけることが多いデザイン。
今回は腰壁のメリットやデメリット、間取り別のおしゃれな実例写真を紹介します。
腰壁をおしゃれに仕上げるコツも解説しますので、ぜひ家づくりの参考にしてください。
目次
腰壁のメリット
高級感が生まれる
壁の一部を無垢材にする腰壁デザインは、手軽にお部屋の高級感を演出できるのが大きなメリットです。
シンプルな間取りで物足りないときの「チョイ足しアクセント」として優秀で、自然に高級感をプラスできます。
無垢材の腰壁材なら使い込むほど味わいが出るので、どんどん魅力が増すのもうれしいポイント。
デザインバリエーションが増える
腰壁でお部屋の上下を切り替えると、組み合わせ次第でデザインバリエーションが増えるのも魅力の一つ。
クロス仕上げやしっくい壁だとカラーや柄は限られてきますが、腰壁と組みあわせればオリジナリティのあるお部屋に仕上がります。
キズや汚れを防げる
木製の腰壁はビニールクロスや漆喰壁より丈夫なので、よく通る場所のキズや汚れを防げるのもうれしいポイント。
廊下の角や水回りなど、手垢や水汚れが付きやすい場所も、腰壁ならキレイな状態をキープしやすいです。
腰壁のデメリットと対策
費用が掛かる
腰壁は材料費と施工費が一般的な壁紙や塗壁より高くなるため、建築費用が多めにかかるのは注意すべきポイントです。
住まい全体を腰壁仕様にする場合、少し多めに予算を考えておくのが良いでしょう。
ただし木製の腰壁はクロスより耐用年数が長いため、リフォーム時の費用は安くなります。
長く暮らすほどオトクになるので、最初の資金計画さえクリアできればムダにはなりません。
ホコリがたまる
厚みや凹凸のある腰壁は、段差と溝にホコリが溜まりやすいのもデメリットの一つです。
お掃除すべき場所が増えてしまうため、知らずに腰壁を作ると後悔してしまう可能性があります。
ホコリは定期的にお掃除するしかありませんが、なるべく横方向の溝が少ない腰壁を選ぶと手間を軽減できます。
ハンディ掃除機でサッと吸い取る、ハタキでホコリを落としてから掃除機をかけるなど、効率の良いお掃除ルーティンを組むのも良いでしょう。
圧迫感が出ることがある
腰壁は手軽にお部屋のおしゃれ感をプラスできる反面、カラーや高さによっては圧迫感が出るのもデメリットと言えます。
小さな空間で暗めのカラーを選ぶと圧迫感が出るケースが多く、仕上がりをイメージしにくいのが難しいポイントです。
対策としては、なるべく大きなカラーサンプルで腰壁材を選び、3Dパースなどでイメージをすり合わせるのが良いでしょう。
フローリングや建具など、ほかの部分と腰壁のカラーを合わせるのも効果的。
モデルハウスや知人の家を見学して、実際の腰壁デザインを体感してみるのもおすすめです。
おしゃれな腰壁デザイン実例
実際に腰壁を使ったおしゃれな建築実例をご紹介します。
デザイン・機能両面に注目して、上手に採り入れてみてください。
リビング
家族みんなが普段過ごす場所であるリビングは、腰壁でおしゃれに仕上げるメリットが大きいですね♪
動線の中心になることも多いので、壁の汚れやキズから守ってくれる効果も大きいです。
家の中では最も広い間取りですが、腰壁で圧迫感が出ないようにコーディネートを考えましょう。
トイレ
普段から水が溜まっているトイレは、調湿作用のある天然木の腰壁がピッタリな場所です。
視界にやさしい木目が入り木の香りも楽しめるため、リラックスしながら用を足せるのもうれしいポイント♪
お客さんが使うことも多い場所なので、素敵なデザインがおもてなしにもつながります。
デスクスペース
在宅ワークやお子さんの勉強に使うデスクスペースにも、腰壁の優しいデザインと木の香りはおすすめです。
丈夫な腰壁で囲んでおけば、パソコンや本が壁にこすれても汚れやキズが付きにくいのもgood♪
集中して作業・勉強に取り組めそうですね。
対面キッチンカウンター
スツールやベンチを置いて軽食やティータイムを採れる対面カウンターは、腰壁仕上げで傷や汚れを防止できます。
椅子を置くとどうしても足やヒザが当たるのでカウンター下が汚れやすいですが、ダークカラーの腰壁ならキズが付きにくく汚れも目立ちません。
下がり壁と同じ木目でコーディネートすることで、おしゃれなダイニングカフェのような雰囲気に仕上がりました♪
寝室
リラックスタイムを過ごす寝室にも、無垢材腰壁のやさしいデザインはピッタリマッチします。
全面腰壁だと圧迫感が出やすいダークカラーを、ベッドサイドの一方向だけに抑えてバランスを調整しています。
天然木の香りとナチュラルな質感が、良質な睡眠をサポートしてくれそうな寝室になりました。
玄関
人と道具の出入りが多い玄関スペースも、腰壁の機能とデザインがマッチする間取りです。
住まいの顔となりお客様を迎える場所でもありますから、腰壁の高級感でお家全体の印象もアップします。
お子さんの自転車やおもちゃが壁にこすれても、キズや汚れが目立たないのも良いですね。
子供部屋
壁に手を付いたりおもちゃをぶつけたりすることが多い子供部屋は、腰壁仕上げのメリットが大きい場所です。
無垢フローリングと合わせた腰壁はさわやかな雰囲気と空気を作ってくれるので、お子さんの成長をサポートするのにピッタリ♪
ダイニング~キッチン
キズや汚れが発生しやすいダイニング~キッチンも、腰壁仕上げにするメリット大。
上の写真のようにダイニングテーブルをピッタリつけてもキズが付きにくく、模様替えしても跡が目立ちません。
うっかり飲み物やスープをこぼしても、汚れに強いのもうれしいですね。
対面キッチンの出入り口は動線が集中するので、腰壁で保護してあげるとキレイな状態が長持ちします。
洗面所
水はねやこすりキズが付きやすい洗面所~ランドリースペースも、腰壁でおしゃれにキレイをキープしましょう。
お風呂上がりの湿気も多い場所なので、天然木の調湿作用も効果的です。
腰壁をおしゃれに仕上げるコツ
部屋全体で3色程度に抑える
腰壁のカラー選びは楽しみの一つですが、お部屋全体をカラフルにしすぎると雑多な印象になってしまいます。
天井・壁・床と家具やインテリアも含め、お部屋の中は3色程度にまとめると上品に仕上げやすいです。
腰壁をアクセントにするのもおしゃれですが、フローリングや建具とカラーを合わせると統一感が生まれてさらにおしゃれな印象に♪
バランスを考える
お好みのテイストや求める仕上がりに合わせて、腰壁の高さや範囲を調整することも大切です。
無垢材の腰壁を広く使うと、ナチュラルな雰囲気になりますがスッキリ感は少なくなります。
ログハウスや山小屋のような雰囲気が好きな方にはピッタリですが、ナチュラルモダンを目指すなら少し範囲を減らすのが良いでしょう。
腰壁は必ずお部屋全面につけなければいけないわけではないので、正面だけ・半面だけなど好みに合わせて調整してみて下さい。
まとめ
腰壁はお手軽に高級感やナチュラル感をプラスできるアイデアなので、おしゃれな家づくりを目指すならぜひ一つの選択肢として覚えておきましょう。
全面腰壁のナチュラルな雰囲気、ワンポイントのアクセントなど、お好みに合わせて上手に採り入れてみてください。
天然木の腰壁を選ぶ際は、木の品質や木目・カラーなどにも注目すると、さらに魅力的に仕上がりますよ♪
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