高断熱住宅×自然素材で暮らすメリット|柏市の工務店が解説

自然素材を使った高断熱住宅

最近の一戸建てで標準仕様になりつつある高断熱住宅。

この記事では、高断熱住宅のメリット・デメリット、自然素材と組み合わせるメリットについて詳しく解説します。

高断熱住宅の夏の暑さ、施工店選びなど、疑問に感じる方が多いポイントにも回答しますので、ぜひ家づくりの参考にしてください。

 

目次

 

高断熱住宅を建てる前に

具体的なメリット・デメリットを見る前に、高断熱住宅の基本的と注意すべきポイントを知っておきましょう。

 

高断熱住宅には差がある

薪ストーブのある高断熱住宅

性能の高い断熱材やガラスサッシを使い、外気の影響を減らして快適な環境をキープするのが高断熱住宅です。

快適な住環境づくりと環境保護の観点から一般的に普及しつつありますが、2022年2月現在明確な最低基準は設けられていません。

2025年度以降省エネ基準適合義務化が予定されていますが、それまでは断熱性が低い家も建てられてしまうということです。

 

どうやって施工店を見極めるべきか?

トリプルガラスの説明図

工務店・ハウスメーカーによって断熱性に差がある以上、お客様ご自身の目で施工店をしっかり見極め選ばないといけません。

断熱性の見極めは、使用している建材と公的基準に注目すると分かりやすいでしょう。

住宅の断熱材は昔ながらのグラスウール・発泡断熱材などさまざまな種類があり、特徴や性能が違います。最近は断熱サッシやペアガラスが標準仕様になってきましたが、さらに断熱性の高いトリプルガラスも登場しています。

断熱性にこだわる施工店は、使用している建材や設備を詳しく公表しているはずです。

住宅の断熱性をチェックする公的基準としては、省エネルギー対策等級や断熱等性能等級が一般的です。

公的基準で一定の基準値をクリアしていることが分かるので、等級をチェックすれば比較が可能になります。

「高気密・高断熱」と銘打ってあるだけで安心せず、こだわって施工店を探しましょう。

 

 

 

高断熱住宅×自然素材で暮らすメリット

高断熱住宅のリビング

続いて高断熱住宅のメリット・デメリット、さらに自然素材と組み合わせることで生まれる利点について解説します。

 

高断熱住宅のメリット

寒い冬場も暖かく過ごせるのが高断熱住宅の大きなメリットですが、ほかにもさまざまな利点があります。

□高断熱住宅のメリット
  • 冷暖房効率が良く光熱費節約
  • 弱い空調で快適な空気をキープ
  • 部屋ごとの温度差が少なく健康的
  • 結露が起きにくくカビを抑制
  • 防音性能も高く静か

 

外気の影響を受けにくい高断熱住宅は、弱い空調で適温をキープできるので、高級旅館やリゾートホテルのような快適な空気感も得られます。

家じゅうぐるりと断熱層で包まれているので、廊下に出たときのヒヤッと感も少ないです。入浴時の温度変化で発生する「ヒートショック現象」のリスクも抑えられます。

高断熱化によるメリットはずっと続くので、長く暮らすほど恩恵も大きくなります。

一つの家で長く暮らすのが基本になるこれからの時代は、高断熱住宅のメリットもさらに大きくなるでしょう。

 

高断熱住宅のデメリット

どんなものにも良い面・悪い面があるように、高断熱住宅にもデメリットは存在します。

□高断熱住宅のデメリット
  • 建築費用が高くなる
  • 高い施工品質が求められる
  • シックハウス症候群のリスクが高まる
  • 乾燥しやすい
  • 石油ストーブが使えない

 

マイホームづくりにおいて建築費用が高くなるのは、ローン審査・資金計画において大きなデメリットと言えるでしょう。長期スパンで考えれば光熱費でおトクになるのですが、初期費用のハードルは高くなります。

また高断熱住宅は基本的に気密性も高くなるため、空気中に滞留する化学物質やホコリによるシックハウス症候群が発生しやすいのも注意すべきデメリット。すき間風が少ないため換気性能は高いですが、冬場などは空気が乾燥しやすくなる特徴もあります。

一般住宅より作業工程が増え、すき間なく断熱材を充填するなど高い施工品質が求められる点も要注意ポイント。

 

自然素材と組み合わせるメリット

自然素材の温かみがあるリビング

無垢材や漆喰などの自然素材と組み合わせると、高断熱住宅のデメリット解消が期待できます。

自然素材を使えばお部屋に滞留する化学物質そのものを減らせるので、シックハウス症候群のリスク低減につながります。

また無垢フローリングや漆喰は調湿作用を持っているため、乾燥しすぎを防いで快適な室内空間をキープしてくれるのもうれしいですね♪

高気密住宅と自然素材はお互いの良さが引き立つ、おすすめの組み合わせです。

自然素材のメリットについてはこちらもコラムでも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

 

自然素材の家の失敗を防ぐコツ

 

 

高断熱住宅は夏暑い?

夏も快適な高断熱住宅のリビング

高断熱と聞くと夏場は暑いイメージがあるかもしれませんが、そのような心配はありません。

高断熱住宅は例えるなら夏場のクーラーボックスのようなものです。断熱層に包まれたクーラーボックスは外部の熱が侵入しにくく、夏でも中の氷が溶けにくいですよね。

高断熱住宅も同じ原理で外気の影響を受けにくく、少ないエアコンパワーで適温をキープできるというわけです。

エアコンつけなくても外の熱が伝わりにくく、外出先から帰ってきたときの蒸し暑さが軽減されます。窓を開ければ普通の住宅と変わりませんので、初夏や秋口の過ごしやすさも問題なし。

高断熱仕様の住まいは、寒い冬・暑い夏を含め、一年中効果を発揮してくれます。

 

高断熱住宅は工務店選びにこだわる!

断熱施工中の天井裏

最近はさまざまな工務店・ハウスメーカーが高断熱住宅を売り出していますが、数字上の性能だけでなく施工品質にもこだわって選びましょう。

どんなに良い断熱材を使っても、施工ミスですき間ができると本来の断熱性能を発揮できません。

断熱・気密性能に関する施工は従来の大工工事にはなかった作業が多いため、慣れない職人による施工ミス・トラブルの可能性もあります。

建てる前に施工品質を見極めるには、会社の保証制度・施工品質検査などをチェックするのが良いでしょう。

施工品質に自信を持っている工務店・ハウスメーカーなら、保証期間や定期点検などのアフターフォローにも力を入れているはずです。

いろいろな会社のホームページ情報を見比べてみて、施工品質とアフターサービスが充実しているところを選んでみてください。

 

 

まとめ

高断熱住宅はこれからの家づくりにおけるスタンダードと言えますが、注意すべきデメリットもあります。

特にシックハウス症候群は家族の健康にも大きくかかわりますので、自然素材と組み合わせて対策するのがおすすめです。

ただ断熱性・気密性を上げるだけでなく、快適で健康的な空気の中で暮らせるよう、住まいを設計してみてください。

 

千葉・茨城で高気密・高断熱住宅を建てるなら、木ごこち工務店にぜひご相談ください。

性能の高い断熱材やトリプルガラスを使い、全棟長期優良住宅に対応する高い断熱性能を標準仕様としています。

さらに内装も無垢材・漆喰を標準仕様にして、化学物質の少ない健康的な住まいをご提供します。

標準仕様

【標準仕様】

 

小さなお子様や体の小さいペットが居るご家庭でも、安心して暮らせる住まいづくりが私たちの強み。

現代的な高気密・高断熱性能と自然素材の組み合わせで、長く快適に暮せるマイホームを建ててみませんか?

 

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