自分に合った家づくりをするために
家を建てる会社を
工務店にしようか?
ハウスメーカーにしようか?
と迷うと思います。
どっちの方が良いのでしょう?
結論から言うと・・・
どちらにも一長一短があります。
まず、ハウスメーカーに頼むメリット。
それは、大企業なので安心感があること。(本当に安心だということではありません)
デメリットとしては、工務店より価格が高いこと。
それに対して、工務店のメリットは、
・規格ではない、自分らしい家づくりが出来る
・大工さんがいるので、困った時に対応が早い
・ハウスメーカーより価格が格段に安い
ということです。
次にデメリット。
・沢山のパンフレットやカタログがない
・モデルハウスがない
・会社が小さいので、信用力に乏しい。(信用できないということではありません)
です。
つまり、ハウスメーカーは完成した家のイメージをつかみやすいけど、工務店と比べると、はるかに価格が高い。
通常、2000万円の家なら、500~1000万円の差額があるといわれています。
なぜ、ハウスメーカーの家は高いのか?
それは広告宣伝費に多額の費用が必要だからです。
ハウスメーカーにあって、工務店にないもの、
それは・・・
・豪華なカタログやパンフレット
・住宅展示場やモデルハウス
・カッコイイ営業マン
これら全てに、お客さんの「家づくり」のお金が使われます。
ハウスメーカーのテレビCMには有名タレントが出てきて、会社のイメージアップを宣伝します。
モデルハウス1棟の維持費には、年間7000万円~1億円必要だともいわれています。
大手ハウスメーカーの中には、営業マンの平均年収が880万円(平均年齢42歳)というデータもあります(日経BP社調べ2009.09発表)
つまり、ハウスメーカーの価格が3割高いのはブランドイメージ代金が、価格に含まれているからなのです。
一方で、工務店は、
地域密着で、仕事をしているので広告宣伝を必要としない。
モデルハウスがない代わりに、既に建てたお客さんの家を見せてもらう。
営業・設計・現場監督・アフターサービス、少数精鋭で何でもこなすから、経費が少ない。
ハウスメーカーに頼むのも、工務店に頼むのも、お客さんの価値観次第です。
知名度・ブランドイメージを重要視する人はハウスメーカー向き。
自分らしく、こだわりの家をつくりたい人は工務店向き。
どうでしょうか?